血圧ってなに?

2019年03月03日

質問;そもそも血圧とは何ですか?

答え; 血圧 ≒ 心臓の力×自律神経の影響×血管の硬さ です。

 

質問;血圧の値が一定の方がいいですか?

答え;学者先生はその方が良いと言います。しかし実際の生活の場では喜怒哀楽(怒ったり泣いたり喧嘩したり、ハラハラしたりすると血圧は上がる)があり、活動があり(運動すると血圧は上がる。お相撲さん同士がぶつかる瞬間、血圧は200を越える)、つまり自律神経の影響がある限り一定にさせるのは困難です。寝たきりにさせて感情を抹殺すれば一定になります。

 

質問;よく血圧は130を超えると危ないと言われますが?

答え;瞬間的に130を超えると命が危ない、と誤解する表現です。しかし実際は一定の期間で長期的に血圧が高い場合には脳卒中等の危険が少しだけ上がりますよ、というのが本当です。ですから介護施設などで瞬間血圧が高いから「運動したらダメ」だとか「お風呂に入ってはダメ」だとかいう話はナンセンスなのです。

血圧は道路標識の速度制限とは違います。ましてや会社の組織を守るための数値でもないのです

院長のひとり言

血圧はいつから物事を始めるにあたっての中止の基準になってしまったのか。風呂に入る、運動をする、タクシー業務に従事する、などなど。入浴すれば血圧は下がる。試合前気合を入れないと、ほっぺた叩いて血圧上げて行かないと、試合には勝てない。忙しさのあまり、腹すかして血圧の薬飲んだら血圧が下がり過ぎて失神することだってあるのに薬で無理やり下げながら車の運転するのは逆に危ない

 

インフル狂騒曲

2019年02月03日

質問インフルエンザの検査をしてください。ただの風邪だとありがたいです。会社に行けるから・・。

解説;インフルエンザの日本語訳は流行性感冒、つまり風邪のことです。インフルエンザは一昔前までは特別扱いされずただの「高熱の出やすい風邪」でした。時間がたてば治ります。また会社から「人にうつすから来るな」という文言は矛盾します。なぜなら「風邪も人にうつすから」です。

 

質問;抗インフルエンザ薬使って早く治したいです。

解説;一日も早く治したい気持ちはわかるのですが、実際の薬の効能として1日早く熱が下がるかもしれないと発表されているだけです。しかも、ウイルスが体内に残りやすくなり、結果人に感染させる期間も延びる可能性があります。しかし薬に頼らず自分の力で治ると免疫が体内に残りやすくなり、次にまたインフルエンザにかかりにくい体になると言われています。どのみち5日休むのだから、使わない方が体にも良いと思います。

 

質問;インフルエンザ脳症が怖い

解説;いわゆる抗インフルエンザ薬が登場する前にもインフルエンザは猛威を振るっていました。しかし脳症など教科書のどこにも書いていなかったし実地医療者の誰も指摘してこなかったのです。すべては薬が登場してから騒ぎ出した事実。一部の医学論文では薬害の可能性が高いと言われています。

参考文献:薬のチェックは命のチェック「インフルエンザは風邪!」

院長のひとり言

他の医療機関での内輪話。院長が皆にはっぱをかける。「さあ、インフルエンザシーズンだ。ワクチンいっぱい注射して、ジャンジャンインフル検査して、薬出して売り上げ上げて、ボーナス増やそう!」と。そう、冬場は医療業界のかきいれどきなのだ。流行らないとボーナスも減る現実。次には花粉症シーズン。これもかきいれどきだ。なんともはや・・・。

 

インフル狂騒曲

2019年01月03日

質問インフルエンザだと会社を休まなくては、学校を休まなくてはいけないので・・・。風邪だといいのですが・・。

解説;インフルエンザの日本語訳は流行性感冒、つまり風邪です。「インフルは人にうつすから来るな」という言い訳は矛盾です。風邪もひとに移します。風邪なら会社に行ってもいいのですよね。うつしますよ!

 

質問;抗インフルエンザ薬使ってはやく治したい。

解説;どうせインフルエンザと診断されたら5日間完全休養がもらえるのですから使わない方がよいのでは。薬の効能として1日早く熱が下がるかもしれないが、ウイルスが体内に残りやすくなるかもしれない、つまり本当に治っていない、しかも人に感染させる期間が延びるのですから。

 

質問;インフルエンザ脳症が怖い

解説;いわゆる抗インフルエンザ薬が登場する前にもインフルエンザは猛威を振るっていました。脳症など教科書のどこにも書いていない。実地医療者の誰も指摘してこなかった。薬が登場してから騒ぎ出した事実。じつは薬害の可能性が高いと考える。

院長のひとり言

薬の副作用から解ることがあります。それは薬の方向性です。血圧を下げすぎると呆けやすくなる、抗コレステロール薬を飲むと免疫力が下がる、抗インフル薬を飲んでも熱は下がるが風邪が治るわけでなくウイルルスは体に残っている。薬が効いたと感じている人はおそらく自分の力だけでそうできたかもしれないと考えてはいかがですか?薬のおかげではなく。