病は気から

2013年02月05日

市川市で在宅で過ごしているガン末期の方をたくさん診させていただいています。

 

先日、乳がんの末期の患者様がご自宅で他界されました。

一人暮らしの生保50代独身女性の方でした。一般的には、乳がん末期と診断されると、激しく落ち込み、私たちは精神的ケアに一番時間を使うのですが、この方は幸い精神疾患もあり、癌であることも病院に行くことも薬を飲むこともすぐ忘れてしまうのです。そして朝からお友達を呼んでお酒を飲んで楽しくやっているような方でした。電話もないので約束の時間に訪問したらいなかったりと、いろいろ困らせてもくれました。(笑)

だからだと思います。医者から宣告された余命も関係なく生き、泣くこともなくおもしろおかしく周りをなごませ、改めて気持ち次第ではこんな癌末期の生活も可能なんだなと「気持ちと身体」の関係を考えさせられました。そしてある日、訪問したら息をしていませんでした。

5年近く訪問していたので、淋しくなりますが、思い出すと心が温かくなるような、そんな生き様を見せてくれました。ありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします。

雪かき

2013年01月15日


昨日は大雪でした。

朝、いつも通り出勤すると、すでにたくさんのスタッフが自主的に早く来て雪かきをしていました。

上田医院に来院してくれる方のために、訪問に出かけるために。

どんなに雪で道路状況が悪くても、行かなければならない利用者さんが待っています。

朝カンファは青空カンファで済ませ、スタッフは自転車やバイクや車で、そろそろとそれぞれ出動していきました。

頑張って皆様の所へなんとか行きますので、遅れてしまう場合もあると思いますが、待っててくださいね!



上田医院の考える老人ホーム

2013年01月12日

上田医院がここ市川市中国分にOPENする有料老人ホーム「我が家 中国分」は、上田院長の考える医療の在り方、生命力の素晴らしさ、院長やスタッフが、数多くの看取りを経験し、感じた大切なことを形にしたホームにしたいと思っています。

恵まれた環境を生かした自然の中で、ゆっくりとした自分の時間を、自分の意志で過ごしていただくことで、生きている幸せを感じていただけたらと思います。一人では生活できないけれど、出来る事はあるはずです。そして、役に立つことも、人に感謝されることも、必ずあるはずです。それらは生きる意欲としては大切な要素です。

「我が家 中国分」はお1人では生活出来ない方が集まって、共同生活をしていただきます。人間らしいふれあいや、ぶつかりあい、そして気遣いや感謝を、嬉しかったり、腹立たしかったりしながら、お互いに少しずつ許し合って、譲り合って、笑って過ごしていけるような、居心地のいい自分の場所がしっかりとある「我が家」にしていきたいです。

頑張ります!

 

今年もよろしくお願いいたします

2013年01月04日

また、新年が始まりました。今年もよろしくお願いいたします。

さて、今年もたくさんの年賀状ありがとうございました。

その中で、手足が不自由になり、耳も聞こえなくなり、話も出来なくなってしまう難病になり、5年闘病生活が続いてる患者様が、娘の手を借りて1文字づつ時間をかけて、年賀状を書いてくれました。普段のケア中には意志の疎通が難しいので、いただいた年賀状にはスタッフ一同感動しました。

毎日、どんな気持ちで生活しているか、患者様になりかわることはできませんが、これからも、そっと寄り添って、出来る事をほんの少し傍でさせてください。そして、なにげない毎日がどんなに大切かを教えてください、、、

 

以下要約してますが、ご紹介いたします。

 

私は耳が聞こえないし、言葉をしゃべれないので話が出来ません。病状は寝たきり歩けなく、風呂に入れないしトイレにも行けません。週に1回3人の看護師さんに風呂へ入れてもらい、トイレは週3回看護師に面倒見てもらいました。このほか週に2回体の手足のマッサージも受けました。

お医者さんは月に4回訪問して面倒を見てくれました。寝ているよりコンピュターでゲームをして遊ぶ時間が増えました。ゲームをしてると医師は病気に対してタフに頑張っていると説明しました。

病気になってもう5年以上になります。実は早く亡くなりたいと思ってましたが、これが現実です。これからはどうなるか気にかかっています。皆様にとって私は本当に奇妙な存在ですね。また来年年賀状が書けるでしょうか。皆様どうぞお元気でお過ごしください。

寿命について

2012年12月23日

市川市にある上田医院(在宅支援診療所)では、在宅でのかなりたくさんの看取りをしながら、

寿命について考えています。


年をとると、しわが増える。腰が曲がる。耳が遠くなる。眼が悪くなる。すたすた歩けなくなる。よたよたする。おもらしするようになる。物の名前が出てこなくなる。物忘れが激しくなる。あっちが調子悪い。こっちも調子悪い。

どこが悪いんだろう?不安になって検査にいく。病気なら治るはず!また前みたいに戻るはず!寿命が来る最期の瞬間まで元気で歩きたい!今は医学も進歩しているから、必ずいい方法があるはず!

でも私は、言い方は悪いけど、少しずついろんなところがオンボロになって、最後に、寿命が来るんではないかと思っています。

そうやって少しずつ衰えていく自分を認め、許容し、慈しみ、労わる。衰えていく自分を否定したり抵抗しないで、そんな身体とうまく共存しながら、ありのままの自分の身体、今まで頑張って動いていてくれた身体を自愛してあげて欲しいなと思います。

八心会忘年会

2012年12月14日

今年の八心会の忘年会も無事終わりました~
今回もめちゃめちゃ楽しかったです♪

どんどん大きくなっていく八心会
これからみんなでどんなふうに成長していけるのか、楽しみです!

最高のしてあげられること

2012年12月11日

市川市で在宅での看取りをやっている在宅支援診療所です

先日、ご家族が一晩中手を握りながら、「苦しがる父に何もしてあげる事が出来ない」と涙したそうです。
そこで、うちの看護師は、「でも、人生の最期の最期を、今までのたくさんの思い出のある自宅で、愛する家族と時間を過ごせるなんて。最高の事をしてあげてます」とお伝えしたそうです。

傍にいるだけ。見守るだけ。
何もしてないんじゃなくて、それが最高のしてあげられること、なんじゃないかな。

デイケアリニューアル!デイサービス開所!

2012年12月11日

今、デイケア(高齢者のジムみたいな所)を運営していますが、もっともっとリハビリをガツガツやっていけるような施設にしていこう考えています。

現在ある1日コースを半日コース(午前、午後と2回)にして、さらにどうしたら一番効果が高く満足していただけるか、2月くらいリニューアルを目標にいろいろと検討しています!

そして、もう一つ、やはり、半日でがつがつ筋トレでなく、まったりと過ごしたいという方のために、デイサービスを企画中です。急なお泊りも視野に入れて検討中ですのでぜひ楽しみにしててくださいね!

はじめまして。

2012年12月02日

はじめまして。医療法人社団八心会 事務長 上田利江です。

 

ここに上田医院を作るとき、院長は
「通院出来なくなったらおしまい、という関わり方はしたくない。いつまでも、必要とされている限り、関わりたい。来れなくなっても呼んでくれるならこちらが行けばいい。必要なら休日でも夜中でも行く。入院しなくても大抵の事は自宅でも出来るし、どうしても入院が必要なら退院するのを待つ。通院してきたその場だけでなく、生涯を責任もって関わりたい。」という思いがありました。

そこで地域の皆様が多面で安心していつまでもどんな状態でも暮らしていけるように医療面、介護面から出来る範囲でいろいろ事業展開しました。

私はここで育っているし、ここが大好きだから、ここが安心していつまでもいられるような場所であって欲しいです。

スタッフもみんな優しい、熱い思いで、毎日、笑ったり泣いたり、感動したり、ときにはへとへとになって、一生懸命仕事しています。

そんな思いが少しでも伝わればいいなと思ってブログを始めますのでよろしくお願いします。

 

事務長 上田 利江