医師向け情報誌
2014年01月07日
千葉県市川市中国分2-11-6
2014年01月07日
2014年01月05日
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
さて、我が上田医院の院長も
日赤医療センターで毎月行っている「緩和ケア研究会」の講師を依頼されました。内容は「在宅での緩和ケアとターミナルの実際」です。
http://holy-sky.cocolog-nifty.com/relief_care/
本やメディアで活躍中の立花隆先生や近藤誠先生等に並んでの依頼なだけに、緊張します。
参加料は無料です。お時間があればぜひ!
また、講演が無事終わりましたら、ご報告いたします。
2013年12月25日
八心会では毎月数名の自宅での看取りをしています。
看取りの数だけ、感動の話があります。
死を受け入れると、恐怖もなくなるようです。お迎えの時がわかるようで、その時を静かにおだやかに待っているように見えます。
この方は、お気に入りの服に着替えて、お気に入りの腕時計をしました。孫を呼んで、「おばあちゃんはもう逝くからね。ありがとうね」とお別れの挨拶をしました。
旅立ちは必ずしも悲しいものではなく、感謝と幸せに満ち、人生やりとげた満足感と、先に逝って待っている親や伴侶に会いに行くためのものに見えます。
残される家族は、「淋しい。逝かないで」と泣くのをがまんして、「ありがとう。良い人生だったね」と称えることが出来たら、ご本人様も安心して旅立てるのではないでしょうか。
2013年12月14日
2013年12月03日
2013年11月19日
朝、全体カンファをすみれの事務所で行います。
そのあと午前中は、上田医院にて外来です。「将来いずれ通院出来なくなっても先生お願いしますね」と言われると嬉しいです。長いおつきあいをしたいです。最期まで責任持って診たいです。
午後は、院長を待っている患者さんのお宅を1件ずつ訪問します。今日は8件、自分で車を運転していきます。好きな曲を聴いたり、つまみ食いなど出来て一人の方が気楽です。
「ぴんぽーん、上田です、お邪魔します、どうですか?」「先生、お待ちしておりました。このところ食欲がなくて…」などとお話が始まります。特に院長が好きなのは過去の自慢話。元気なころの活躍してた自慢話は皆さん楽しそうに話してくれます。その人の身体の状態と同じくらいどんな人間かを把握することも大切です。信頼関係を作り、体調悪化時に備えます。予定通り訪問を数件こなしたら直帰します。
自分の患者は自分で全て把握しています。夜中に呼び出されることもありますが、それはだいたい予想がつきます。呼ばれそうな日は早く寝ます。
人生を丸ごと診てるような往診医は、病院で病気だけを診てた時に比べて、奥が深く、重く、やりがいを感じます。
薬のさじ加減で在宅での生活の質と体調のバランスを診ます。本人や家族への声掛けの指導で気力も生活も見違えます。難しいけど、やめられません。
2013年11月03日
2013年10月07日
我が家の庭を造園してくださった秦さんがBSプレミアム「美の壺」になだ万の料理長と並んで紹介されていました!
そして、我が家デザイナーのデザインスタジオスピンの作品集に
フォーシーズンやリッツカールトンなどの超一流ホテルに並んで「我が家」を紹介してくれています。
デザインスタジオスピン http://www.ds-spin.com/
超一流どころに作ってもらった有料老人ホーム「我が家中国分」は日本で一番素敵な老人ホームです!
あとは、中身! 超一流な医療&介護スタッフと言われるように、頑張ります!
2013年09月27日
2013年09月03日
話が出来なくなって意思表示がなくなって数日たっていました。
もう、意識はないと思っていました。
主人の顔を見ながら、手を握っていました。ふと、
ぎゅっ
手に力を入れてみると、ぎゅっと握り返してくれたのです。
まさかと思って
ぎゅっぎゅっぎゅっ
手に力を入れてみると、今度はぎゅっぎゅっぎゅっと握り返してくれたのです。
その夜、主人は息を引き取りました。
最期に主人は私に確かに何かを伝えてくれました。暖かい、ぎゅっ、でした。
奥さまは、そんな事を語ってくれました。
市川市にある在宅支援診療所の上田医院では、在宅での最期を安心して過ごせるようにお手伝いしております。