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熱中症

監修:上田聡 医師|日本循環器学会会員
公開日:2014年8月11日 / 医師監修日:2014年8月

質問;テレビでは熱中症にならないように水分を摂れと放映していますが、実際なかなか水分を取ってくれません…。(家族の談)

答え;確かに水分補給は大切ですが、暑さ対策、風通しをよくする、室温を管理する、等のほうが大切です。

高齢者は基本的に、体の必要水分量は若い人より少ない、また汗をかき過ぎることは少ないので、ご家族が期待されるように水分を取らないのが一般的です。

質問;冷房を嫌います。

答え;冷房の冷気はかなり高齢者の深部に到達し不快を与えるようです。可能であれば直接冷気を当てないように、風は自然な風が理想です。

真夏なのにコタツに入っている方もいます。ちょっとビックリ。

質問;熱中症対策は?

答え;体温が37度以上になって、少し元気がないなと感じたら、保冷剤などをタオルに巻いてで首の後ろ、わきの下、太ももの付け根などを冷やす、そして水分補給(口から無理な場合は点滴)です。

質問;命に関わる状態の目安はなんですか?

答え;体温が上がる(42度以上)、意識がない(呼びかけても応じない)などです。この場合は救急車を呼んでください。38-39度程度で、もうろうとしている場合はご連絡ください。

院長 上田聡の似顔絵

我々はいつから自分の本能を信じなくなったのだろう? 今日は気温が上がるから水分補給を忘れずに、今日は寒いから一枚上着を着ろ、〇〇を食べろ、〇〇をするな、など全てテレビやラジオの言う事を頼りに生活している感があります。そのうちコンピュータに人間が管理される時代が来そうです。自分の意志、本能をもう少し大事にして生活したいものです。

ブログ著者・監修者
上田医院 院長 上田聡
上田 聡うえだ そう
医療法人社団八心会 上田医院 院長/臨床経験30年以上
国立山形大学医学部卒業。自治医科大学循環器内科、榊原記念病院、千葉県循環器病センター医長などを経て、現職。市川市中国分にて外来診療・訪問診療・在宅緩和ケアに従事。
臨床実績担当患者数 1万人超/集中治療室担当 700例以上/カテーテル治療 500例以上/カテーテル検査 2,000例以上/在宅看取り 5,000人近く
専門領域循環器科、緩和ケア、訪問診療、在宅医療
所属日本循環器学会会員
著書「在宅医療のリアル」(幻冬舎)
メディア市川うららFM 健康番組レギュラー出演中
施設指定機能強化型在宅療養支援診療所/在宅緩和ケア充実診療所
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