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患者学(よりよい関係を目指して)

監修:上田聡 医師|日本循環器学会会員
公開日:2016年3月20日 / 医師監修日:2016年3月

質問;風邪をひいたので風邪薬を下さい。

答え;よく耳にする発言です。しかし実は大きな問題があります。

質問;どうもよくわかりませんが・・・・?

答え;実は風邪ではなく、扁桃腺が腫れる扁桃腺炎であったり、だるいから風邪であると思っていたら重篤な病気が潜んでいたりするかもしれません。自己診断は危険です。

質問;ではどうすればよいのですか?

答え;まずはご自身の抱えている症状を詳しく伝えてください。例えば、熱がある、咳が出る、喉が痛い、だるい、鼻水がでる、下痢をしている、気持ち悪い、などなどです。

これらの症状から医師が適切に総合的に診断します。

発言;頭が痛いのでCT(MRI)検査をしてください。

答え;やはりよく耳にしますが問題です。患者さん自身が脳の疾患を疑って(診断して)検査が必要だと判断しています。頭痛の大半は頭の表面の痛みです。よく聞くと解りますので安心してください。無駄な検査をしなくて済むかもしれません。またCT検査には放射線の被爆から癌になる可能性があり極力避けたいと思います。

テレビやインターネットで調べるといろんな怖い病気がでてきます。すると不安、恐怖が増します・・。


院長 上田聡の似顔絵

昨今、インフルエンザの検査をしてほしいと医院を訪れる人が増えました。その元になっているのはインフルエンザに対する恐怖、不安な気持ちからだと思います。インフルにかかると薬を飲まないと治らないと思っている人もいるぐらいです。インフルエンザは風邪のひとつで基本的には自然に治癒するものであるという基本事項をしっかり頭に入れておればもう少しおおらかに過ごせると思いますがいかが。

ブログ著者・監修者
上田医院 院長 上田聡
上田 聡うえだ そう
医療法人社団八心会 上田医院 院長/臨床経験30年以上
国立山形大学医学部卒業。自治医科大学循環器内科、榊原記念病院、千葉県循環器病センター医長などを経て、現職。市川市中国分にて外来診療・訪問診療・在宅緩和ケアに従事。
臨床実績担当患者数 1万人超/集中治療室担当 700例以上/カテーテル治療 500例以上/カテーテル検査 2,000例以上/在宅看取り 5,000人近く
専門領域循環器科、緩和ケア、訪問診療、在宅医療
所属日本循環器学会会員
著書「在宅医療のリアル」(幻冬舎)
メディア市川うららFM 健康番組レギュラー出演中
施設指定機能強化型在宅療養支援診療所/在宅緩和ケア充実診療所
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