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賢い 患者学 医者に言ってはいけない発言集

監修:上田聡 医師|日本循環器学会会員
公開日:2017年1月5日 / 医師監修日:2017年1月

発言;風邪なので風邪薬を下さい。

答え;風邪は一応診断名です。診断をつけるのは医者の仕事です。医者の仕事を奪う発言です。具体的な症状、例えば「喉が痛い」とか「熱がでた」を言いましょう。

発言;診察はいらないから薬だけ下さい。

答え医療機関から出る薬は医師の診察を受けなければもらえません。

発言;湿布を多く下さい。あちこちに貼りたいので・・。

答え;湿布薬も、れっきとした医薬品です。医師に指示された用法、用量を守りましょう。自分でいろんな所に貼りたい場合は薬局で買いましょう。

発言;頭が痛いのでMRI検査をしてください。

答え;検査をする、しないの判断は医師の仕事です。どうしても検査をしてほしい場合には心配をアピールしてください。「先生、脳に何かできていたら心配です」など。「まあしょうがないな」となるか「それぐらいの症状で検査はする必要はない」となるかはそれこそ医師の判断ですが。

発言;しろうと診断ですが僕は○○病ではないですか?

答え;「○○病だったら心配です」と言ってください。

院長 上田聡の似顔絵

お客様が神様となり、患者さんが患者様となり、そして患者様がお客様になると、患者様が神様となります。インターネットなどが普及し、情報が溢れ、患者様が知識を身に着けるとどうなるか・・・神様の言う通り(にせよ)という無言の圧量が増します。医師も勉強しなければいけないのは当然ですが、医師には経験があります。経験から学ぶことは重要です。医師の経験から出てくる言葉が信用を勝ち得るように頑張りたいものです。

ブログ著者・監修者
上田医院 院長 上田聡
上田 聡うえだ そう
医療法人社団八心会 上田医院 院長/臨床経験30年以上
国立山形大学医学部卒業。自治医科大学循環器内科、榊原記念病院、千葉県循環器病センター医長などを経て、現職。市川市中国分にて外来診療・訪問診療・在宅緩和ケアに従事。
臨床実績担当患者数 1万人超/集中治療室担当 700例以上/カテーテル治療 500例以上/カテーテル検査 2,000例以上/在宅看取り 5,000人近く
専門領域循環器科、緩和ケア、訪問診療、在宅医療
所属日本循環器学会会員
著書「在宅医療のリアル」(幻冬舎)
メディア市川うららFM 健康番組レギュラー出演中
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