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よく耳にする「本末転倒」な話

監修:上田聡 医師|日本循環器学会会員
公開日:2020年11月2日 / 医師監修日:2020年11月

その1:頭が痛いので血圧測ったら高かった。頭が痛いのは血圧が高いせいだ。

解説;血圧上昇⇒頭痛 ではなく 頭痛⇒血圧上昇 痛みがでると交感神経が興奮し血圧が上昇する。

夫婦喧嘩の後、血圧測ったら、高かった。喧嘩の原因は血圧が高いせいだ・・明らかに可笑しいって解りますね。

その2;コロナは薬がないから心配、インフルは薬があるから安心

解説;コロナもインフルも基本的には自分の免疫で自然治癒します。インフルは薬がない時代から存在し、自然に治っていましたね。

その3;高齢者は、コロナなどの感染が心配なので外出は自粛すべきだ。孫にも会わない方が良い。

解説;今までさんざん高齢者の生きがいについて語られてきましたが、結局今、高齢者は誰とも会わず、テレビ画面だけ見て、家でじっとして何もするな、と言うことですね。結果、意欲の低下、生きる力が減少し、かえって寿命が縮む事態になっています。新しい生活様式とはこのような生活様式です。私は反対です。

院長 上田聡の似顔絵いわゆる「新しい生活様式」とは、人との接触を極力回避し、会話等はコンピューターを介して行う、と言うことです。顔の表情すら隠されてわかりません。人々はバラバラになり、孤独になります。若いうちはそれで頑張れるかもしれませんが、年を取り、人の世話になることが多くなってきた時、はたして人恋しくなるのか、ならないのか、今の若者が年取った時に明らかになるでしょう

ブログ著者・監修者
上田医院 院長 上田聡
上田 聡うえだ そう
医療法人社団八心会 上田医院 院長/臨床経験30年以上
国立山形大学医学部卒業。自治医科大学循環器内科、榊原記念病院、千葉県循環器病センター医長などを経て、現職。市川市中国分にて外来診療・訪問診療・在宅緩和ケアに従事。
臨床実績担当患者数 1万人超/集中治療室担当 700例以上/カテーテル治療 500例以上/カテーテル検査 2,000例以上/在宅看取り 5,000人近く
専門領域循環器科、緩和ケア、訪問診療、在宅医療
所属日本循環器学会会員
著書「在宅医療のリアル」(幻冬舎)
メディア市川うららFM 健康番組レギュラー出演中
施設指定機能強化型在宅療養支援診療所/在宅緩和ケア充実診療所
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