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温故知新・・新しい生活様式は嫌だ

監修:上田聡 医師|日本循環器学会会員
公開日:2022年12月15日 / 医師監修日:2022年12月

現象;ソーシャルヂスタンスの結果

結果;語り合う事が減り、人と人との関係性が稀薄になりました。SNSがあるじゃないかと言われますが、生身の人間同士が作る「場」の大切さ、波長の融合、などは直接会わないとなかなかできませんね。

現象;マスクの結果

答え;人の顔って・・コミュニケーションの玄関・・これが閉じられてしまうと、寂しい。それだけでは済まなかった。年齢が下がれば下がるほど弊害は大きくなった。言語の発達、人間関係の構築が大幅に阻害された。それだけではない。高齢の認知症の人達から見たら「のっぺらぼうが、うようようごめいて」いるように見え、要するに人間には見えないってことです。結果、更に認知力が低下してしまった。

現象;感染対策の徹底の結果

答え;感染予防にはつながらなかった。2回で大丈夫と言われていたワクチン接種も5回目まできましたが・・無効でしたね。「自分がうつりたくない」「人にうつしてしまったら大変」と日々戦々恐々と暮らす毎日は、やはり人間関係が希薄になった。

みなさんはこの孤独に耐えられますか?私は嫌です。

院長 上田聡の似顔絵

とある老人ホームでの会話、ノーマスクで診察、顔見つめながら。彼女が放った言葉「あなた以外には誰もこないのよ」って。毎日ヘルパーさん、看護師さん達が来てくれているはずなのだが。マスクをつけてのケアは感染対策には有効?(実は無効では)とされ徹底されていますが、彼女は孤独になっていました。有効性がはっきりしない感染対策より、顔見て安心してもらえる人間関係の大切さを痛感しました。


ブログ著者・監修者
上田医院 院長 上田聡
上田 聡うえだ そう
医療法人社団八心会 上田医院 院長/臨床経験30年以上
国立山形大学医学部卒業。自治医科大学循環器内科、榊原記念病院、千葉県循環器病センター医長などを経て、現職。市川市中国分にて外来診療・訪問診療・在宅緩和ケアに従事。
臨床実績担当患者数 1万人超/集中治療室担当 700例以上/カテーテル治療 500例以上/カテーテル検査 2,000例以上/在宅看取り 5,000人近く
専門領域循環器科、緩和ケア、訪問診療、在宅医療
所属日本循環器学会会員
著書「在宅医療のリアル」(幻冬舎)
メディア市川うららFM 健康番組レギュラー出演中
施設指定機能強化型在宅療養支援診療所/在宅緩和ケア充実診療所
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