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人生100年時代??て言うが・・・

監修:上田聡 医師|日本循環器学会会員
公開日:2024年11月3日 / 医師監修日:2024年11月

例えば;95歳男性、背中は90度に曲がっている。昔は体操選手、80歳台で大車輪ができる程の体力自慢だったが。

答え;「長生きなんてするものじゃないね」「しんどい」が口癖だ。

例えば;102歳男性、食事の時なんとかリビングに行って食事するが、それ以外はベッドで寝ている。

答え;長生きの秘訣は?「特にない」と言っている。趣味の読書や音楽鑑賞への興味は卒業。年齢を聞いても「?」。達観しているといえばそうだが、皆が望む100歳なのかは疑問だ。

例えば;85歳女性、寝たきり全介助、胃ろうで栄養を。意思の疎通ははかれない。

答え;息子曰く「100歳まで頑張らせる」と言うがちょっと無理そう。

例えば;99歳女性、だんだん無口になった。

答え;100歳の誕生日も本人はどこ吹く風、という感じ。その年の冬に他界。

例えば;95歳女性、トイレに自力でいけなくなり、30分おきに嫁を呼ぶ。

答え;嫁さんはうつ状態になった。

院長 上田聡の似顔絵人生100年時代とよく言われているが、私の周りにいる100歳前後の方の大多数が口にする言葉は「長生きはするものじゃない」だ。友達は皆あの世にいってしまって「寂しい」と口にする。身体もしんどいと。中には古き日本の歴史を承継しようと叱咤する方もいるが煙たがれている。100歳目指して頑張るのもよいが、まずは今日1日をどう幸せに過ごすかが大切ですね。感謝も忘れずに

ブログ著者・監修者
上田医院 院長 上田聡
上田 聡うえだ そう
医療法人社団八心会 上田医院 院長/臨床経験30年以上
国立山形大学医学部卒業。自治医科大学循環器内科、榊原記念病院、千葉県循環器病センター医長などを経て、現職。市川市中国分にて外来診療・訪問診療・在宅緩和ケアに従事。
臨床実績担当患者数 1万人超/集中治療室担当 700例以上/カテーテル治療 500例以上/カテーテル検査 2,000例以上/在宅看取り 5,000人近く
専門領域循環器科、緩和ケア、訪問診療、在宅医療
所属日本循環器学会会員
著書「在宅医療のリアル」(幻冬舎)
メディア市川うららFM 健康番組レギュラー出演中
施設指定機能強化型在宅療養支援診療所/在宅緩和ケア充実診療所
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