人生100年時代??て言うが・・・
2024年11月03日
例えば;95歳男性、背中は90度に曲がっている。昔は体操選手、80歳台で大車輪ができる程の体力自慢だったが。
答え;「長生きなんてするものじゃないね」「しんどい」が口癖だ。
例えば;102歳男性、食事の時なんとかリビングに行って食事するが、それ以外はベッドで寝ている。
答え;長生きの秘訣は?「特にない」と言っている。趣味の読書や音楽鑑賞への興味は卒業。年齢を聞いても「?」。達観しているといえばそうだが、皆が望む100歳なのかは疑問だ。
例えば;85歳女性、寝たきり全介助、胃ろうで栄養を。意思の疎通ははかれない。
答え;息子曰く「100歳まで頑張らせる」と言うがちょっと無理そう。
例えば;99歳女性、だんだん無口になった。
答え;100歳の誕生日も本人はどこ吹く風、という感じ。その年の冬に他界。
例えば;95歳女性、トイレに自力でいけなくなり、30分おきに嫁を呼ぶ。
答え;嫁さんはうつ状態になった。
人生100年時代とよく言われているが、私の周りにいる100歳前後の方の大多数が口にする言葉は「長生きはするものじゃない」だ。友達は皆あの世にいってしまって「寂しい」と口にする。身体もしんどいと。中には古き日本の歴史を承継しようと叱咤する方もいるが煙たがれている。100歳目指して頑張るのもよいが、まずは今日1日をどう幸せに過ごすかが大切ですね。感謝も忘れずに