質問;朝起きて、トイレ行って、新聞取ってきて、よっこらしょと座ってすぐに血圧を測っています。
答え;そのやり方、間違いです。そんなに行動したら血圧は上がります。朝測るなら寝床で測ってください。
質問;本当の測り方はどのようにして行いますか?
答え;まず椅子に座って30分間安静にします。その時あれこれ考えず、ゆったりとしてください。その後測定します。3回続けて測り、一番低い血圧を、その時の血圧とします。
質問;そのような暇がない場合はどうすればよいですか?
答え;寝る前に測定してください。
質問;その心は?
答え;一番リラックスしているからです。医師が知りたい血圧とは、その方の基礎となる一番低い血圧です。これが高い時が問題となります。動いたり、怒ったり、焦ったり、重たいものを持ったりすると血圧が上がります。いくらでも上がります。

院長のひとり言
血圧に関して、本末転倒な考えが蔓延しています。「体調が悪い、頭が痛い、血圧を測ったら高かった。原因は血圧が高いせいだ」と。事実は逆です。体調が悪い、頭が痛くなると交感神経が興奮し、その結果で血圧が上がる、というのが事実です。夫婦喧嘩をすると血圧が上がる、上手投げをする瞬間に血圧が上がる、わけで——血圧が上がったから、いらいらして喧嘩を始めるわけではないですよね?
もちろん、安静時の基礎の血圧がいつも高い場合は治療が必要です。当院では循環器科・一般内科(生活習慣病)で高血圧の診療を行っています。測り方や数値が気になる方は、お気軽にご相談ください。
血圧の数値や治療の進め方が気になる方は、高血圧の診療について(一般内科)もあわせてご覧ください。
