質問;ACPとは何ですか?
答え;ACP(アドバンス・ケア・プランニング)とは、将来の医療やケアについて、自分の希望や大切にしたいことを整理し、周囲と共有するために話し合うことです。これは国の方針として進められています。
質問;自分ひとりで考えるのですか?
答え;いいえ。本人を中心に、家族や親しい人、医療・介護の関係者と一緒に考えます。話し合いを重ねることで、自分の思いを周囲と共有できます。
質問;何を考えるのですか?
答え;どんな治療を受けたいかだけでなく、何を大切にしたいか、誰とどこで過ごしたいか、そこまで考えていきます。
質問;元気なうちから考える必要がありますか?
答え;はい。医療には限界があるからです。治すことが難しくなった時、残された時間をどう過ごしたいかを考えることも大切です。
もし治すことが難しくなったとき、残された時間を、あなたはどのように過ごしたいですか。

院長のひとり言
今考えても、将来訪れるであろう「その時」の気持ちはわからない。だから考えても仕方がない。たぶん、その通りだと思います。けれど人は、そうしたわからなさごと受け入れながら、最期に向かっていくのだと思います。いつか必ず全ての人に来る「その時」を、どこでどんな風に迎えたいのか。想像すること、それを身近な人に伝えておくことは必要なのかなと思う今日この頃です。
当院では、在宅緩和ケア・看取りや訪問診療を通じて、患者さんやご家族とこうした話し合いを重ねています。「その時」の過ごし方について考えてみたい方は、お気軽にご相談ください。
