COST & INSURANCE
訪問診療全体の対象・費用・開始までの流れをまとめて確認したい方は、市川市の訪問診療・在宅医療の総合案内をご覧ください。
「自宅で診てもらいたいけれど、お金は足りるだろうか」——訪問診療のご相談で、ご本人やご家族が最初に口にされる心配のひとつです。私は在宅医療に30年以上携わるなかで、過剰な検査や薬が、かえってご本人の心身の負担になる場面を数多く見てきました。だから上田医院は「必要な医療を、必要なだけ」を基本にしています。不要な検査や処方を積み増すことはしません。それは費用の面でも、納得して続けていただけることにつながると考えています。費用が不安で在宅療養をあきらめてしまう前に、どうか一度ご相談ください。
上田医院 院長 上田 聡
訪問診療には公的医療保険が使えます。窓口でのお支払いは、外来と同じく年齢・所得に応じた自己負担割合(1〜3割)に応じた額です。下の金額は1割負担の方の例です(2割・3割の方は、それぞれ約2倍・約3倍になります)。
要介護認定のある方は、これとは別に介護保険の自己負担(月598円〜1,794円)がかかります(詳しくは下の「2つの保険の役割分担」をご覧ください)。
※当院の現行料金表にもとづく概算です。診療報酬の改定で金額が変わることがあります。※自己負担の上限額(高額療養費制度)は所得区分・年齢により異なります。
実際の金額は病状や訪問回数で変わります。始める前に、診療内容にもとづいて見込みの費用を当院がご説明します。お電話(047-372-1141)でもご相談いただけます。
1か月のお支払い(医療保険分)は、「①訪問ごとの費用」+「②月ごとの管理料」+「③必要になったときだけの費用」の3つの合計です。金額はいずれも1割負担の方の窓口負担の例で、2割・3割の方はそれぞれ約2倍・3倍になります。
月2回の訪問なら、この部分は1,780円になります。
在宅療養を計画的に管理するための月ごとの料金で、訪問回数(月1回/月2回)と病状の区分で決まります。24時間の電話対応、必要時の緊急訪問、入院が必要になったときの受け入れ調整まで、この管理料に含まれています。
検査・注射・点滴・在宅酸素などは、症状に応じて必要になった分だけかかります。急な体調変化でお伺いする臨時の往診は1回1,470円で、時間外・休日はさらに2,220円、深夜はさらに3,220円が加わります。
上田医院は「必要な医療を、必要なだけ」が基本です。過剰な検査や処方は行いません。(訪問診療〔定期〕と往診〔臨時〕の違いは訪問診療とは・往診との違いをご覧ください。)
「訪問診療は介護保険を使うのですか?」とよく聞かれますが、答えは「診察や検査・お薬は医療保険、医師による療養上の管理・指導は介護保険」——このように役割が分かれています。
自己負担:1〜3割(上の目安のとおり)
自己負担:月598円(1割)〜1,794円(3割)※月2回まで
対象:要介護1〜5の認定を受けている方(要支援の方は制度上の区分が異なりますので、ご相談ください)
医療費の自己負担には、年齢や所得に応じた「1か月の上限額」が決められています(高額療養費制度)。上限を超えた分は、申請すると払い戻されます。あらかじめ限度額適用認定証を用意しておけば、窓口でのお支払いを最初から上限までに抑えることもできます。公費受給者証・限度額認定証をお持ちの方は、受付時にご提示ください。(上限額は所得区分・年齢で異なります。加入している保険の窓口・市川市の窓口のほか、当院でもご案内します。)
在宅療養の費用は、医療(訪問診療)だけでなく、訪問看護や介護サービスと合わさって家計に関わってきます。上田医院は八心会グループとして、訪問看護ステーションすみれ・ケアプランすみれ・デイケア・デイサービス・ヘルパー・福祉用具・有料老人ホーム我が家中国分を運営しています。医療と介護、そして費用や制度の相談まで、窓口を分散させずにまとめてご相談いただけます。「どの制度が使えるか」「介護保険と医療保険のどちらか」といった整理も、ケアマネジャーと医療者が同じグループ内で連携して行います。
上田医院は機能強化型在宅療養支援診療所と在宅緩和ケア充実診療所のダブル指定を受け、24時間365日の連絡体制で在宅療養を支えています。外来と訪問診療を同じ法人の医師が担う二診体制のため、通院が難しくなっても経過を引き継いで移行でき、費用の見通しも含めて継続的にご相談いただけます。急な入院が必要なときは、国際医療福祉大学市川総合病院・国立国際医療研究センター国府台病院・行徳総合病院・市川メディカルセンターなどと連携して対応します。
「あとから思わぬ請求が来た」ということがないよう、保険外の実費(交通費:1回につき300円〜・地域によって異なります/文書料など)の有無も含め、始める前に明確にお伝えしています。
このページは、在宅医療に30年以上携わる院長 上田聡(日本循環器学会会員)が監修しています。院長は在宅医療の現場を綴った著書を上梓し、地域FMの健康番組にも出演しています。