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監修:上田聡 医師|日本循環器学会会員|在宅医療経験30年超
最終更新:2026年6月 / 医師監修日:2026年6月

一人暮らしでも、住み慣れた家で。

FOR THOSE LIVING ALONE

訪問診療の対象・費用・開始までの流れをまず確認したい方は、市川市の訪問診療・在宅医療の総合案内をご覧ください。このページでは、一人暮らし・独居の方に特有の不安や支援体制について詳しく説明します。

「家族がいないと無理では」「身寄りがないから断られるのでは」——そう思って諦める必要はありません。ご家族と離れて暮らす方も、おひとりでの生活を続けたい方も、上田医院の訪問診療が責任を持ってサポートします。上田医院は市川市・松戸市で独居の方の在宅医療に長年取り組み、お一人で暮らす方の医療と最期にも数多く寄り添ってきました。

機能強化型在宅療養支援診療所(単独型) 在宅緩和ケア充実診療所 24時間365日対応

独居でも、訪問診療は受けられます

結論からお伝えすると、ご家族がいらっしゃらなくても訪問診療は受けていただけます。ご親族が遠方にいる方、頼れる身寄りがない方も、住み慣れたご自宅で医師の診察を受けながら、お一人での暮らしを続けることができます。

独居ならではの課題と、支え方

ただし独居の在宅医療には、ご家族と同居の場合とは違う固有の課題があります。緊急時の連絡先服薬の管理急変時の判断、そして最期をどこで迎えるか。これらを医師ひとりで抱えるのではなく、訪問看護師・ケアマネージャー・連携病院・八心会グループの介護サービスがチームでお支えすることで、おひとりでも安心して在宅医療を続けていただけます。

「自宅にいたいけれど今は不安が強い」という時期には、八心会グループのデイサービスすみれで一時的にお泊まりいただくこともできます。家に戻る気持ちになるまでしばらく滞在し、また自宅へ戻る——在宅と施設の中間にあたるこの選択肢が、独居の方の在宅療養の安全網になっています。

「一人だから無理」とは、私たちは考えません

院長の考え

「お一人にしておけない」——そう言われるたびに、私はいつも思います。もともとお一人で生きてこられた方は、これからもそうやって生きていきたいのではないか、と。住み慣れた家で過ごし続けることは、特別な決断ではなく、昨日の続きです。ご家族の不安の奥にあるのは、たいてい「一人だと、いざという時に命がすぐ危うくなるのでは」という恐れ。その恐れに、脅すのではなく、ひとつずつ具体的な仕組みでお答えしていく——それが私たちの仕事だと思っています。

院長の考えを最後まで読む

長く在宅を診てきて確信しているのは、お一人暮らしの療養では、医師ひとりの技術よりも、関わる全員が同じ方を向いているかどうかがすべてを決める、ということです。誰か一人でも「独居では危ないのでは」という空気をまとえば、その不安は必ずご本人に伝わります。心配は、伝染するのです。だから当院は、医師も看護師もヘルパーもケアマネージャーも、毎朝ひとつの食卓を囲むように情報を分かち合い、同じ方針で動きます。チームでいることは、独居の方を支えるための仕組みそのものです。

お一人で過ごす時間をつなぐのは、いつでもかけられる一本の電話です。当院は昼も夜も、24時間365日その電話を受けます。「誰にも気づかれないのでは」という不安には、定期的な訪問と、多くの目による見守りでお答えします。

そして最期について。ご家族がそばにいない、身寄りがない——そうした方であっても、住み慣れたご自宅で、その人らしく過ごし切ることもできます。お一人の最期にも、その方が生きてこられた時間が確かに宿っています。私たちは、その時間を最後まで支える側でいたいと考えています。

「通院できなくなったら、そこでおしまい」。そんな関わり方だけは、開院のときからずっとしたくないと思ってきました。来られなくなったら、こちらが伺えばいい。必要なら、夜でも、休日でも。お一人で暮らす方こそ、外来から在宅まで、最期まで責任をもって関わらせてください。

上田医院 院長 上田 聡

こんな方でも訪問診療をご利用いただいています

01
ご家族が遠方に住んでいる方

お子さまが県外に住んでいて頻繁に通えない、配偶者を亡くされてから独居になった、といった方。遠方のご家族とも電話・メールで状況を共有しながら診療を続けます。「離れていて付き添えない」というご家族からのご相談も歓迎です。

02
身寄りがない、おひとり様の方

ご親族がいらっしゃらない方、頼れるご家族がいない方も訪問診療を受けていただけます。ケアマネージャー・成年後見人・地域包括支援センター等と連携して支える体制を組みます。

03
認知症と言われているが、ひとり暮らしの方

認知症の進行とともに、通院や服薬・生活の管理が難しくなってきた方。認知症の在宅ケアと組み合わせ、生活の場を変えずに医療を続けられます。ご本人を一人にしておけない、と悩むご家族からのご相談も歓迎です。

04
認知症で寝たきりになっても、家で暮らしたい方

認知症が進み、寝たきりに近い状態になっても、ご自宅での療養を続けている方は実際にいらっしゃいます。当院では訪問診療を担う医師たちが、こうした方への在宅医療を日常的に行っており、食事・お薬・床ずれ・排泄まで、生活の場を変えずに継続して診ます。

05
「一人での暮らしはもう限界かも」と感じ始めた方

施設に移るか、このまま家か——その二択で迷う前に、訪問診療と介護を組み合わせて自宅での暮らしを続けられないか、一緒に考えます。「いつまで一人で大丈夫か」という見通しのご相談だけでも構いません。

独居の方を支えるチーム体制

医師ひとりでお支えするのではなく、関係する専門職が同じ情報のもとで連携して「ひとり暮らしでも安心」な体制をつくります。

チームで支える具体的な仕組み

  • 毎朝のチームカンファレンス(医師・看護師・ケアマネジャー)
  • 24時間365日 医師・看護師への直通連絡
  • 訪問看護ステーションすみれと連携
  • 地域の訪問介護(ホームヘルパー)と連携した生活支援
  • 訪問薬剤師による服薬管理サポート
  • デイサービスすみれの一時お泊まり利用
  • ケアプランすみれ・ケアマネージャーとの連携
  • 連携病院への緊急入院手配

院長より

「将来いずれ通院できなくなっても、先生お願いしますね」——そう言っていただけることが、私の励みです。お一人で暮らす方こそ、医師・看護師・ヘルパー・ケアマネージャーがチームで支える意味があります。当院では同じ法人のスタッフが毎朝顔を合わせ、お一人おひとりの状態を共有しながら、全員で同じ方向を向いてお支えしています。

「ひとりで暮らし続けたい」「住み慣れた家で最期を迎えたい」というお気持ちを、医療がどう叶えられるか。その問いに、ひとつひとつ具体的な仕組みでお応えしたいと思っています。まずはお気軽にご相談ください。

院長 上田 聡

ご相談から訪問診療開始まで

1CONSULT
お電話でご相談

ご本人・ご親族・ケアマネージャー・地域包括支援センター・連携病院、どなたからでも構いません。お電話(047-372-1141)にてご状況をお聞かせください。ケアマネージャーがついていない場合もご相談いただけます。

2VISIT
ご自宅訪問・面談

スタッフがご自宅にお伺いし、お身体の状態・住環境・緊急時の連絡先・ご希望をお伺いします。身寄りがない方には、ケアマネージャー・成年後見人・地域包括支援センター等と協力する体制をご提案します。

3TEAM
チームの編成・計画作成

訪問看護ステーション・ヘルパー・訪問薬剤師・ケアマネージャーと連携し、独居の方を24時間お支えする「チーム」を編成します。緊急時の連絡経路・服薬管理方法・看取りのご希望なども含めて診療計画を作成します。

4START
訪問診療の開始

通常は月2回程度の定期訪問を基本に、ご状態に応じて頻度を調整します。体調の急変時はチームで連携して対応し、必要に応じて連携病院への入院手配も行います。

経済的な不安にも、一緒に向き合います

訪問診療は公的医療保険が使え、自己負担は外来通院と同じ1〜3割です。月2回の定期訪問の場合の費用の目安については訪問診療の費用・保険で詳しくご案内しています。

お一人で暮らす方の場合は、医療費だけでなく、生活費・将来の入院費・遺品整理など、心配ごとが重なりやすいものです。当院はケアマネージャーや地域包括支援センターと連携し、利用できる制度(介護保険・生活保護・成年後見など)について、必要な窓口へおつなぎします。

※生活費や法的な手続きそのものは行政・福祉の専門職が担当しますが、医療側から関係機関への連絡・情報提供は柔軟に行います。費用は医療処置・訪問回数・加算等により変動します。

よくあるご質問

はい、ご家族がいらっしゃらない方やご家族が遠方の方にも訪問診療を行っています。ご本人からのご相談に加え、ケアマネージャー・連携病院・地域包括支援センターからのご紹介でも開始できます。上田医院は独居の方への訪問診療に長年取り組んでおり、最期のお看取りまでお支えいたします。
はい。認知症があり、お一人で暮らしている方の訪問診療にも対応しています。服薬や生活の管理が難しくなっても、訪問看護・ヘルパー・デイサービスと組み合わせることで、住み慣れた自宅での暮らしを続けていただけるよう支えます。認知症の在宅ケアについては認知症の訪問診療・在宅ケアのページもあわせてご覧ください。
はい、見通しのご相談だけでも歓迎します。「もう限界かもしれない」と感じ始めた段階でも、すぐに施設という結論ではなく、訪問診療と介護サービスを組み合わせてご自宅での生活をどこまで続けられるか、現実的な選択肢を一緒に整理します。ご本人・ご家族・ケアマネージャーどなたからでもご相談ください。
訪問診療を開始するにあたって、身元保証人が必須というわけではありません。緊急時のご連絡先として、ケアマネージャーや成年後見人、信頼できるご親族・ご友人などをご相談のうえ設定いたします。身寄りがない方も含めて、現実的にどのような体制を組めるか、当院・ケアマネージャー・関係機関で一緒に考えます。
上田医院は機能強化型在宅療養支援診療所として24時間365日の連絡体制を整えており、ご本人から直接ご連絡いただける窓口を確保します。さらに訪問看護ステーション・ケアマネージャー・連携病院と情報共有を行い、急変時には医師または看護師が電話対応・往診・入院手配を行います。緊急通報装置(民間サービス)の利用についてもご相談に応じます。
はい、独居の方の在宅看取りにも対応しています。院長はこれまでの医師人生を通じて5,000人近い在宅看取りに携わってきました。お一人で暮らす方の最期にも数多く立ち会ってきた経験をもとに、訪問看護師・ヘルパー・ケアマネージャー・連携病院と協力し、ご本人のご意思を尊重しながら最期までお支えいたします。
はい。ケアマネージャーがついていない段階でもご相談いただけます。介護保険の申請やケアマネージャー選びについても、八心会グループのケアプランすみれや地域の事業所をご紹介できます。まずはお電話(047-372-1141)でご状況をお聞かせください。
はい、訪問薬剤師との連携や訪問看護師による服薬確認、お薬カレンダーの活用など、ご自宅での服薬管理を支える方法を組み合わせます。認知機能が低下しているケースでも、適切に薬を飲み続けていただけるよう、訪問のたびに状態を確認しながら調整します。
はい、八心会グループのデイサービスすみれでは、ご自宅での療養が不安な時期に一時的にお泊まりいただくことが可能です。「自宅にいたいけれど今は心細い」という独居の方が、家に戻る気持ちになるまでしばらく滞在し、また自宅へ戻る——というご利用の仕方ができます。在宅と施設の中間的な選択肢として、独居の方の在宅療養を支えています。
当院では同一法人のスタッフが毎朝カンファレンスを行い、患者さまお一人おひとりの状態を共有しています。医師・訪問看護師・ケアマネージャー・ヘルパーが同じ情報のもとで動けるため、独居の方にも切れ目なく医療と介護を届けられます。ご本人の状態変化や薬の調整、ご希望の変化なども速やかにチーム全体に共有されます。
はい。認知症が進み、寝たきりに近い状態になっても、ご自宅での療養を続けている方は実際にいらっしゃいます。当院は院長をはじめ訪問診療を担当する医師が、そうした方への在宅医療を日常的に行っており、食事・水分・お薬・床ずれ・排泄などの状態を定期的に確認しながら、訪問看護・ヘルパーと連携してお支えします。住み慣れた環境で過ごし続けられること自体が、認知症の方の安心につながると考えています。
寝たきりに近い状態になると、多くの場合はおむつや尿取りパッドでの排泄になります。当院では、訪問診療・訪問看護・ヘルパーが入れる回数に合わせて、おむつやパッドの種類・あて方・交換のタイミング、衣服やシーツの工夫を調整し、日々の排泄ケアが無理なく回るように最適化します。あわせて、便秘や下痢にならないよう便通を整え(必要に応じて下剤の調整や浣腸などのケアも行います)、おむつかぶれ・床ずれ・尿路感染といった医療面は医師が継続して診ます。排泄はいちばんデリケートなことだからこそ、その方の尊厳を守りながら、ご家族・訪問看護・ヘルパーと一緒に支えます。

監修・情報の裏付け

このページは、在宅医療に30年以上携わる院長 上田聡(日本循環器学会会員)が監修しています。院長は在宅医療の現場を綴った著書を上梓し、地域FMの健康番組にも出演しています。

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ご本人・遠方のご家族・ケアマネージャー・連携病院・地域包括支援センター、どなたからでもお電話いただけます。「自分の場合はどうなるか」を一緒に考えます。

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