市川市の「在宅医療・介護に関する研修会」

2023年12月05日

市川市では、定期的に「在宅医療・介護に関する研修会」を行っております。

先日の研修会には、上田医院の上田院長が出席しました。

研修会では、「認知症の人の意思決定支援における多職種連携(講師 袖ヶ浦さつき台病院 認知症疾患医療センター 細井尚人氏)」というタイトルで基調講演が行われ、そのあとに具体的な事例に基づいてのグループワークがありました。

今回は、認知症の方の意思についてがテーマで、本人の意思や家族の思い、さらに認知症の医療、延命治療、お看取りの場所、おひとりさまの場合など、様々な視点で基調講演・グループワークが行われました。

 

認知症については、上田委員長がラジオ番組で思いをお伝えしています。

ぜひ、上田院長のお話お聴きください。

市川うららFM 毎月第2・4月曜日の19:30~20:00

聴き逃しもできます。

右のQRコード

もしくは上田医院HPのトップ「上田医院presents 上田聡&石井哲也の目からうろこなお話」のバナーをクリックしてください。

 

講師 袖ヶ浦さつき台病院 認知症疾患医療センター 細井尚人氏 
こちらもとても良いのでぜひ↓↓↓

https://www.youtube.com/watch?v=AohNYqfN5Es

がん研有明病院「介護と医療連携の会」に上田院長が講師として招かれました

2023年11月13日

先日、上田院長が、がん研有明病院の会合で特別講師を務めました。

テーマは、「症例から学ぶおひとりさまへの支援」です。
今、身寄りのない高齢者「おひとりさま」の支援が課題になっております。

 

上田医院では、上田院長を始め、医師やケアマネージャー、看護師などと連携して、数多くの「おひとりさま」の支援を行っています。

講演の中で上田院長からは、Aさんのケースについてお話がありました。

 

内容は以下の通りです。

Aさんは、末期のがんで上田院長が主治医に。徐々に病状が悪化したため、上田医院の在宅サービスを受けることになりました。しかし、ひとり住まいで親族との関係も悪く、後見できる方がいませんでした。また、金銭的にも余裕がなかったため、ケアサービスも拒否していました。

そこで、上田医院のケアマネージャーは、Aさんとの人間関係の構築、親族への連絡、本人の許可を得ての通帳管理などに尽力しました。また、看護師も身体介護のほか、買い物やゴミ出しなどのサポートも行いました。そして、上田院長も親身になって容体が悪化したときなどの緊急時の対応をしました。

Aさんは、在宅サービスを開始してから3か月ほどでお亡くなりになりましたが、上田医院からの働きかけで、親族からは亡くなった後の引き受けについては許諾をもらうことができました。

上田医院の医師やケアマネージャー、看護師などの連携によって、心を込めてAさんをお見送りすることができました。

 

一概に「おひとりさま」といっても、おひとりおひとりの状況や背景は様々です。「おひとりさま」支援も千差万別になります。ですが、「おひとりさま」の在宅サービスには、医師やケアマネージャー、看護師などの連携がとても大切だということを改めて認識させられました。

講演の最後に上田院長は、「不安な気持ちに寄り添うこと、全部任せて大丈夫という安心感をもってもらい信頼関係を築くことが大切だと思います。」と話していました。

 

ラジオ出演開始!

2023年11月13日

市川FMの市川うららFM

毎月第2・4月曜日19時半~20時

上田医院presents「上田聡&石井哲也の目からうろこなお話」が始まりました

http://www.fmu.co.jp/mekarauroko.html

お便りは uroko@fmu.co.jp

応援よろしくお願いします!

アベマ プライム 出演しました

2023年10月02日

先日アベマプライムさんから取材を受け、8月9日「多死社会で火葬待ち10日も」がオンエアされました!市川市にある上田医院では地域密着!おひとりおひとりを家族のように先生が親身になって最後まで責任もって診ていきます!夜間はアルバイトの知らない先生が、、って言う世の中の流れに逆らいます!体力の続く限り!!

https://abema.tv/video/episode/89-66_s99_p5030

我が家中国分 令和4年お正月

2022年01月17日

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

昨年も一昨年に続き、社会情勢が安定しない中、たくさんの我慢をしながらの日常であった一年でありました。その反面、ゆったりとした何気ない日常のありがたさや、それを維持する大切さ、笑顔を引き出す重要さを再確認することも出来ました。

たくさんの出会いもあれば、別れもあります。その一つ一つに物語があり、一人一人違います。これからも大切にしていきたいと思っています。

 

今年のお正月は書初めから始まりました。みなさんそれぞれ思い思いの書初め。『すし』『大志』『正』『元気』『正しいいろは』どれも個性的で深い意味のある一言。本当に深いです。

今年も様々な日常を入居者様、ご家族様と共に過ごしていきたいと思っております。

 

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

バラ満開!笑顔満開!

2021年04月22日

市川市にある優良老人ホーム「我が家中国分」では、部活動があります。入居者様から声が上がり、園芸部、合唱部、茶道部、イベント部、男子部と、多くの部が作られました。何かを創り上げる事、達成した喜びを共感すること、その過程を楽しむことなど、様々な良い影響がもたらされます。多くの部が、その時を楽しみ、その先を待ちわびる、そんな感覚を大切にしています。

園芸部のバラは、入居者様と一から育て始めました。バラに精通している入居者のM様を中心にみんなで育てました。水やりの量、肥料の種類、雨の日の対策など、前途多難でしたが、それでも大輪の綺麗なバラの花を咲かせました。入居者の皆様の笑顔が増えたのは言うまでもありません。バラの話題で盛り上がりました。一つの素敵なバラを創り上げるまでの過程、咲いた時の達成感もそうですし、何名かの入居者様は、“生きがい”として、日々育てていました。

純粋に素敵なことだと思います。

これからも、みんなが笑顔になれる様、誰かを笑顔にできる様、一つ一つを大切にして一緒に過ごして行けたらと思います。小さなことでも大きな笑顔となることを、バラに教えていただきました。

大切にしているもの、ことがどんどん増えていっている我が家中国分の部活動です。

 

ここは我が家です。最期も我が家らしく。

2021年03月01日

市川市にある有料老人ホーム「我が家中国分」

ここでは入居者さまもスタッフもみなが大きなひとつの家族のように過ごせたらいいなという思いから「我が家」という名前にしました。

病院や施設ならいよいよとなったら個室に移動し、お亡くなりになったときには裏口からこっそりとスタッフだけに見送られるなんてことをよく聞きますが、ここは我が家。最期はみんなに心配され過ごし、本当に最後(他界後)にはみんなで囲んでお別れを惜しみつつ思い出話をして手作りのお別れ会(葬式)をして送り出します。

我が家での最後は裏口でなく、入居者やスタッフみんなに見送られて正面玄関から堂々と出発していただきます。精一杯生きた楽しかった思い出だけ残して…。

 

以下ご家族からのお手紙です。

 

こんにちは。ご連絡ありがとうございました。今でも我が家さんで行われた葬式を よく思い出します 最高の葬式でした

我が家さんはこれからも介護業界の 先頭を突っ走っていただきたいと思います 我が家さんがあって本当に助かりましたありがとうございました

コロナ禍で大変だと思いますが マイペースで頑張ってください。

ミカン代は母の遺産から出してます。

 

 

 

令和3年 謹賀新年

2021年01月23日

我が家中国分です。新年のご挨拶を申し上げます。

昨年は大変お世話になり、また、格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。

本年もさらに、一層、入居者の皆様が安心して過ごせるよう、努力していく所存です。

今年一年、皆様の笑顔が絶えぬよう、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

 

我が家でのお正月は、ゆったりと過ごしました。まだまだ騒がしい情勢ではありますが、施設の中だけでも穏やかに過ごして頂こうと、日々模索しています。

いつもの日常を演出することが簡単ではない中、入居者様の笑顔に私たちもとても癒されます。大切なことを忘れず、一日一日を大切にしていけたらと思っています。

 

今年もよろしくお願いいたします!!!

我が家中国分 夏祭り2020!!!

2020年08月04日

 

 

 

 

 

 

まだ世間が落ち着かない日々が続きますが、我が家ではいつもの日常を送っています。今年は花火大会や夏祭りなどが中止される中、やはり夏らしいことを!と、内輪ではありますが「我が家 夏祭り2020」を開催しました。屋台風の模擬店や、うちわ、風鈴などの小物作り、ヨーヨー釣りなどのゲームなど、様々な催しを企画し、入居者の皆様に懐かしんでいただこうと、賑わいました。

お祭りの時のワクワク感・特別感は幾つになっても変わらず、開催前には廊下に入居者様が今か今かと待っている姿がみられました。

「子供のころはよく行ったわ」「孫にお小遣いをあげてね、一緒に行ったわ」「やっぱり焼きそばとビールだね!」などと、様々に入居者様の笑顔をたくさん見ることが出来ました。

日々の何気ない日常の大切さも実感しつつ、四季折々のイベントで昔を思い出し、懐かしみ、そして楽しめる環境も時にはいいものだな、と感じています。

何よりも入居者様の笑顔!!!最高でした♡

 

市川市上田医院付属「有料老人ホーム 我が家中国分」にて

我が家オリンピック開催!

2020年05月23日

 

 

 

 

 

コロナ情勢で世間が慌ただしい中、入居者様には少しでも不安なく、楽しく、穏やかに生活していただこうと、日々模索しながら、スタッフ一同一緒に生活させていただいています。アットホームな雰囲気は崩さずに、笑顔多く過ごされている入居者様を見ていると、自然と心も穏やかになっていきます。このような雰囲気を大切にし、共に過ごして行き続けたいと思っています。

オリンピックが中止となった今年ですが、みんなコロナに打ち勝とう!と我が家オリンピックを開催しようとなった3月下旬。1F2F共に準備期間中から盛り上がりました。もちろん当日も大盛り上がりで、みなさん笑いあり、涙ありの我が家オリンピックとなりました。入居者様同士で盛り上がっている姿は、本当にコロナを吹っ飛ばすことが出来るのでは?と思わせてくれるくらいの勢いでした。

気持ちが沈んでしまうようなことが多い世の中ですが、入居者様の笑顔は守っていきたいと思っています。