目からウロコの健康情報

2019年08月22日

質問;インフルエンザに罹りました。薬を飲んだら窓から飛び降りました。

答え;それは薬の副作用です。インフルエンザなどの風邪は薬のまなくても自然に治ります。

 

質問;高脂血症の薬を飲んでいます。風邪に罹りやすくなりました。

答え; それは薬の副作用です。高脂血症薬は免疫を司るホルモンの合成を阻害するので風邪に罹りやすくなります。

 

質問;骨を丈夫にすると言われて注射をしています。

答え;注射の中には免疫抑制作用があるものがあります。風邪に罹りやすくなると注意書きにあります。

 

質問;認知症になりました。進行を遅らせると言われている薬を飲んでいます。最近怒りっぽくなりました。

答え;それは薬の副作用です。認知症の薬を止めたら会話ができるようになって穏やかになった人を私は大勢経験しています。

 

質問;抗不安薬を飲んでいます。最近ボーとしています。

答え;副作用としてボーっとする、眠気、ふらつきなどがあります。薬をやめることも難しい依存性の強い薬ですが、抜くことも可能です。しばらく離脱症状で苦しむことがありますが、脳は元気になります。転倒して骨折する危険性も減ります。ぜひご相談ください

 

先日、某老人ホームチェーン(18店舗)の解析結果を知らされました。なんと当医院が関係している入居者さんの入居日数の平均が一番長かったそうです。さらに当医院の一人当たりの薬剤数は一番少なかったそうです。これはつまり飲んでいる薬が少ないほど長生きができるということが証明されてしまったということです。眼からウロコの話とはこのことです。

 

心配をどうしたらいいか

2019年07月22日

患者;頭の後ろと首が痛いのでMRI検査お願いします。

医師;かしこまりました。では○○日に予約しました。

本音;なんのテレビを見たのかわからないけど、後頭部痛の原因が脳である可能性は医者からしたらありえない・・

 

患者;足がしびれているので血液検査してください。

医師; かしこまりました。では検査室へどうぞ。伝票書いておきます。

本音;どんな本を読んだかわからないけど、しびれと血液異常が結びつく可能性は医者からしたらありえない・・

 

患者;呆けるのが嫌だから頭の写真とって下さい。

医師;かしこまりました。では○○日に予約しました。

本音;またネット情報でも読んだのかな?呆け自体は話していけば医者なのだから検査なんかしなくてもすぐわかるけどね・・

 

質問;検査をして早く異常が見つかれば、手遅れにならなくてすみますよね?

答え;心配なのはわかりますが、心配はストレスになりストレスは病気を引き起こします。こちらからすると必要以上に心配しているそのことが心配です。

 

テレビ、雑誌、ネットなど昨今健康番組で患者さんの心配を必要以上に煽っていますが、ネタとしては面白いのですが、万が一の珍しい病気を取り上げて、過度に恐怖を作り上げているように思います。万が一の最悪なことを考えるより、楽しいことを考えて生活しましょうよ?体のことは医者に任せてください。

 

 

医療の方向性について(生活の質か生の追求か)

2019年06月19日

質問;医療の方向性とは何ですか??

答え;一つの方向性は 救命、延命を目指す医療です。限りなく「生を追求」します。例えば癌が見つかったら、癌と闘い勝つことを目標にさまざまな治療をします。検査、入院、手術など苦痛を伴う治療も含めて積極的に病気と闘います。いわゆる闘病生活が始まります。皆さまが一般的に思っている医療とはこのことです。医療中心の生活となるので「生活の質」は落ちます。結果、死は敗北となります。

 

質問;ではもう一方の医療の方向性とはなんですか??

答え「生活の質」を重点に置く視点です。日常生活に支障がなければ医療的な介入は最小限にとどめます。病とは闘うことをせず、上手に共存することにしようと考えることになります。残っている時間(最期の時間)は自分のやりたいことに使い過ごしていただきます。結果、死が到達点となり、受け止めることになります。

 

質問;健康で長生きしたいのですが?

答え;延命を追求しすぎて医療的な介入を過度にしすぎると返って健康で長生きできなくなることが心配なのです。

質問;今、どちらか決めなければいけないのですか?

答え;いや、常に両方の考え方を念頭に置き、時が来たら、「えいやっ」と、後者の方向に決めてください・・・。

 

自分の命が残り少なくなったことに気づくこと、患者さんを観ていると、言葉で明確に表さなくても、ちょっとした言葉の端々や、雰囲気で察せれることが多々あります。医療の方向性が延命から切り替わったことを家族や他の従事者が受け止めきれないとどうなるか?「眠い」のに「起きて、ほら」「寝ちゃだめ」と心地よく訪れる睡魔が騒音でかき乱されることになります。

 

人生100年時代??て言うが・・・

2019年05月19日

実際100歳近い長寿の方のお姿、お言葉

プロフィール①;95歳男性、背中は90度に曲がっている。昔は体操選手、80歳代で大車輪ができる程の体力自慢だった

答え;「長生きなんてするもんじゃないね」「しんどい」

 

プロフィール②;102歳男性、食事の時なんとかリビングに行って食事するが、それ以外はベッドで寝ている。

答え;「別に僕は何でもないよ」(趣味の読書や音楽鑑賞は卒業。年齢は自分ではわからなくなってしまったようだ)

 

プロフィール③;85歳女性、寝たきり全介助、口から食べれなくなり胃ろうで栄養を。意思の疎通ははかれない。

答え;息子曰く「なんとか100歳まで頑張らせる!」

 

プロヒール④;99歳女性、だんだん無口になった。

答え;他人にも物事にも100歳の誕生日にも興味なさそうだが自分の世界をふわっと生きているよう。

 

プロフィール⑤;95歳女性、トイレに自力でいけなくなり、30分おきに嫁を呼ぶ。

答え;嫁さんはうつ状態になった。

 

「人生100年時代」という枕詞をよく耳にする。しかし現在100歳前後の方で趣味をもち、ボケずに、足腰もしっかりしている方はどのくらいいるのだろうか。私はまだ「長生きは素晴らしいから先生も頑張って!」と言う100歳に出会ったことがない。私は無理に長生きしたいとは思ってなく、年齢とともに足腰も弱り今までの生活をよちよちと自分なりのペースでし、薄っすらボケて物事に執着せずニコニコし、結果、好々爺風になれたら良いなと思う。

 

拘束についての考察

2019年04月19日

質問;「身体拘束」とはなんですか?

答え;患者の身体を拘束し「行動を制限」することです。

 

質問;施設に家族が入所しています。オートロックキーがあり暗証番号を押さないと玄関が開きません。

答え;施設の中から自由に外出できないので「拘束」です。

 

質問;車椅子から立ち上がろうとすると「ダメダメ」と座らされます。

答え;車椅子から自分の意思で立てないので「拘束」です。

 

質問;つなぎ服を着させられています。

答え;おむつに自分で触れないという意味で拘束です。しかし身体の自由、精神の自由は保たれます。

 

質問;夜騒いだり、暴力をふるうので、薬で眠らせています。

答え;身体の活動を鈍らせるばかりでなく精神活動も鈍らせる、つまり人間性を奪うと言う意味で最高レベルの「拘束」です。

◎安全第一の管理と拘束は表裏一体です!慎重に!!

「ひも」「ミトン型の手袋」「Y字型拘束帯」「腰ベルト」等のさまざまな用具はもちろんのこと、「向精神薬」を使っての行動抑制、柵の設置や居室隔離など、患者の行動を制限するすべてのことが身体拘束とされています。認知症患者の徘徊を防ぐため、あるいは転倒防止のためにつける離床センサー(マット)も、身体拘束の1つであると考えられています。(参考文献)厚生労働省「身体拘束ゼロ作戦推進会議」:身体拘束ゼロへの手引き―高齢者ケアに関わるすべての人に

施設介護でよく見られる光景。施設のルールに従えない人は危険人物と認定され、抗精神薬を現場から要求される。元気な認知症の人たちはこの薬を飲まされ精神活動が低下、その挙句に誤嚥性肺炎、転倒骨折、を併発し廃人になっていく光景。施設の外観は奇麗だが中身は昔の老人病院と同じ光景。歴史は繰り返す。私は悲しい。

 

拘束についての考察

2019年03月31日

質問;「身体拘束」とはなんですか?

答え;患者の身体を拘束し「行動を制限」することです。

 

質問;施設に家族が入所しています。オートロックキーがあり暗証番号を押さないと玄関が開きません。

答え;施設の中から自由に外出できないので「拘束」です。

 

質問;車椅子から立ち上がろうとすると「ダメダメ」と座らされます。

答え;車椅子から自分の意思で立てないので「拘束」です。

 

質問;つなぎ服を着させられています。

答え;おむつに自分で触れないという意味で拘束です。しかし身体の自由、精神の自由は保たれます。

 

質問;夜騒いだり、暴力をふるうので、薬で眠らせています。

答え;身体の活動を鈍らせるばかりでなく精神活動も鈍らせる、つまり人間性を奪うと言う意味で最高レベルの「拘束」です。

 

◎安全第一の管理と拘束は表裏一体です!慎重に!!

「ひも」「ミトン型の手袋」「Y字型拘束帯」「腰ベルト」等のさまざまな用具はもちろんのこと、「向精神薬」を使っての行動抑制、柵の設置や居室隔離など、患者の行動を制限するすべてのことが身体拘束とされています。認知症患者の徘徊を防ぐため、あるいは転倒防止のためにつける離床センサー(マット)も、身体拘束の1つであると考えられています。(参考文献)厚生労働省「身体拘束ゼロ作戦推進会議」:身体拘束ゼロへの手引き―高齢者ケアに関わるすべての人に

 

施設介護でよく見られる光景。施設のルールに従えない人は危険人物と認定され、抗精神薬を現場から要求される。元気な認知症の人たちはこの薬を飲まされ精神活動が低下、その挙句に誤嚥性肺炎、転倒骨折、を併発し廃人になっていく光景。施設の外観は奇麗だが中身は昔の老人病院と同じ光景。歴史は繰り返す。私は悲しい。

 

 

血圧ってなに?

2019年03月03日

質問;そもそも血圧とは何ですか?

答え; 血圧 ≒ 心臓の力×自律神経の影響×血管の硬さ です。

 

質問;血圧の値が一定の方がいいですか?

答え;学者先生はその方が良いと言います。しかし実際の生活の場では喜怒哀楽(怒ったり泣いたり喧嘩したり、ハラハラしたりすると血圧は上がる)があり、活動があり(運動すると血圧は上がる。お相撲さん同士がぶつかる瞬間、血圧は200を越える)、つまり自律神経の影響がある限り一定にさせるのは困難です。寝たきりにさせて感情を抹殺すれば一定になります。

 

質問;よく血圧は130を超えると危ないと言われますが?

答え;瞬間的に130を超えると命が危ない、と誤解する表現です。しかし実際は一定の期間で長期的に血圧が高い場合には脳卒中等の危険が少しだけ上がりますよ、というのが本当です。ですから介護施設などで瞬間血圧が高いから「運動したらダメ」だとか「お風呂に入ってはダメ」だとかいう話はナンセンスなのです。

血圧は道路標識の速度制限とは違います。ましてや会社の組織を守るための数値でもないのです

院長のひとり言

血圧はいつから物事を始めるにあたっての中止の基準になってしまったのか。風呂に入る、運動をする、タクシー業務に従事する、などなど。入浴すれば血圧は下がる。試合前気合を入れないと、ほっぺた叩いて血圧上げて行かないと、試合には勝てない。忙しさのあまり、腹すかして血圧の薬飲んだら血圧が下がり過ぎて失神することだってあるのに薬で無理やり下げながら車の運転するのは逆に危ない

 

インフル狂騒曲

2019年02月03日

質問インフルエンザの検査をしてください。ただの風邪だとありがたいです。会社に行けるから・・。

解説;インフルエンザの日本語訳は流行性感冒、つまり風邪のことです。インフルエンザは一昔前までは特別扱いされずただの「高熱の出やすい風邪」でした。時間がたてば治ります。また会社から「人にうつすから来るな」という文言は矛盾します。なぜなら「風邪も人にうつすから」です。

 

質問;抗インフルエンザ薬使って早く治したいです。

解説;一日も早く治したい気持ちはわかるのですが、実際の薬の効能として1日早く熱が下がるかもしれないと発表されているだけです。しかも、ウイルスが体内に残りやすくなり、結果人に感染させる期間も延びる可能性があります。しかし薬に頼らず自分の力で治ると免疫が体内に残りやすくなり、次にまたインフルエンザにかかりにくい体になると言われています。どのみち5日休むのだから、使わない方が体にも良いと思います。

 

質問;インフルエンザ脳症が怖い

解説;いわゆる抗インフルエンザ薬が登場する前にもインフルエンザは猛威を振るっていました。しかし脳症など教科書のどこにも書いていなかったし実地医療者の誰も指摘してこなかったのです。すべては薬が登場してから騒ぎ出した事実。一部の医学論文では薬害の可能性が高いと言われています。

参考文献:薬のチェックは命のチェック「インフルエンザは風邪!」

院長のひとり言

他の医療機関での内輪話。院長が皆にはっぱをかける。「さあ、インフルエンザシーズンだ。ワクチンいっぱい注射して、ジャンジャンインフル検査して、薬出して売り上げ上げて、ボーナス増やそう!」と。そう、冬場は医療業界のかきいれどきなのだ。流行らないとボーナスも減る現実。次には花粉症シーズン。これもかきいれどきだ。なんともはや・・・。

 

インフル狂騒曲

2019年01月03日

質問インフルエンザだと会社を休まなくては、学校を休まなくてはいけないので・・・。風邪だといいのですが・・。

解説;インフルエンザの日本語訳は流行性感冒、つまり風邪です。「インフルは人にうつすから来るな」という言い訳は矛盾です。風邪もひとに移します。風邪なら会社に行ってもいいのですよね。うつしますよ!

 

質問;抗インフルエンザ薬使ってはやく治したい。

解説;どうせインフルエンザと診断されたら5日間完全休養がもらえるのですから使わない方がよいのでは。薬の効能として1日早く熱が下がるかもしれないが、ウイルスが体内に残りやすくなるかもしれない、つまり本当に治っていない、しかも人に感染させる期間が延びるのですから。

 

質問;インフルエンザ脳症が怖い

解説;いわゆる抗インフルエンザ薬が登場する前にもインフルエンザは猛威を振るっていました。脳症など教科書のどこにも書いていない。実地医療者の誰も指摘してこなかった。薬が登場してから騒ぎ出した事実。じつは薬害の可能性が高いと考える。

院長のひとり言

薬の副作用から解ることがあります。それは薬の方向性です。血圧を下げすぎると呆けやすくなる、抗コレステロール薬を飲むと免疫力が下がる、抗インフル薬を飲んでも熱は下がるが風邪が治るわけでなくウイルルスは体に残っている。薬が効いたと感じている人はおそらく自分の力だけでそうできたかもしれないと考えてはいかがですか?薬のおかげではなく。

 

医師の発言から読み解く本音

2018年12月03日

発言;とりあえずこの薬をだしておきますから・・飲んでみたら。

答え;現時点でどうしても必要とは思われないが、患者さんが薬を望んでいることが多いので、とりあえず 出しときますか・・・・・・という意味。必要は必ずしもないと思っている。

 

発言;なんでこんなになるまでほっておいた・・・

答え;もし前に診てもらっていた医師がいる場合には単なる「あてつけ」。いない場合には、あまりに症状がひどいので「手に負えない」と思っている、何しろ治せないかもしれないので誰かのせいにしたいと思っているときの発言。

 

発言とりあえず検査をしましょう。

答え;この時期で診断がついていないので、何か検査で引っかかったらよいなと思っている。

発言;弱い薬(抗がん剤、抗生物質)を出しておきましょう。

答え;弱い薬には効果がありません。抗がん剤や抗生物質はしっかり使って初めて効果が認められます。飲んでいれば少しは効くかもしれないという医師患者両者の儚い願望かもしれません。

発言:あと3年もてば(寿命は?と聞かれたとき)

答え:特に根拠はない。1、2年だと短いし4年だと縁起が悪いし5年だと長い気がする。3という数字が心地よい・・その程度の根拠

ある患者さんの発言、「○○先生(私ではない)は、俺の欲しい薬を出してくれて、俺のしてほしい検査をしてくれて、だからあの先生が好きなんだよ・・。」患者さんがお客さんになり、お客さんは神様だし、言う事聞かないと逃げられるし、大変な時代となりました。威張ろうとは思いませんが医療理念はしっかりもって仕事をしたいものです。ちなみにその患者さんから私は嫌われていました。