2007年7月号「期外収縮」

2007年07月01日

質問;健診で期外(きがい)収縮(しゅうしゅく)と言われました。なんですか?

答え;期外収縮とは不整脈のひとつです。心臓の脈が予定外に打たれて出る不整脈のことを言います。正確には期外収縮には2種類(心室性と心房性)ありますが、どちらがより危ないということはありません。

 

質問;どんな症状が出ますか?

答え; 突然、脈が大きく「ドキン」と感じたり、心臓が「クイッ」とひねる感じが出たり、喉元が一瞬詰まったような感じが出たりします。また全く無症状の人もいます。

 

質問;症状がなければ安心ですか?

答え;症状が頻繁に出る、全然出ないなど症状と危険の程度は関係ありません。もともとの心臓が正常であれば全く心配いりません。心臓はエコー、レントゲン、心電図などの検査で調べます。

 

質問;治療はありますか?

不整脈の出所を焼く治療や薬物治療があります。ただし、期外収縮と判定されてもほとんどの方は心臓に異常がありませんので治療の必要はありません。まずは専門医の検査が必要です。ご心配な方は院長まで相談してください。

 

院長のひとり言

コムスンが介護事業から撤退を余儀なくされました。不正は論外ですがその他の報道を見ると、「ケアマネジャーにインセンティブを設けた」「きついノルマをはたした」「高い介護を勧められた」などなど 株式会社なら当然行うべき予想通りの利益追求です。さて、我が医療法人も介護事業をしています。利益追求型ではありませんが、質では株式会社に負けないように頑張りますので応援してください。